ゆず茶で風邪を撃退? [親から届いた野菜です]

     
両親は定年後、山に住んで二人で畑を耕す生活を送っています。
そして東京に住んでいる娘の私や親せきに、野菜や米の詰まったダンボールを送ってきます。その野菜などの品々をお伝えするこのコラム。今回はゆずを使ってゆず茶作りに挑戦です。

text by 堀江優子

  
ゆずが来ました。香りをお伝えできないのが残念です。

風邪をひきました。

あけましておめでとうございます。肌寒い日々が続き、電車に乗ればマスクをした人をちらほら見かけるようになりました。
皆様は風邪などひかれていませんでしょうか?
私も気をつけていたものの、風邪をひいてしまいました。ちょっとまとまった休みが取れると気が緩むのか、だいたい熱を出して寝込むのが私の休みの過ごし方となっています。よく「休日はどうやって過ごされるんですか?」なんて軽い会話の糸口などに使われるかと思いますが、こういう場合私は通常「寝ていますね。」なのですが、その半分は「熱出して寝てますね。」ということになりかねません。
寝ることに変わりはないのですが、ぱっとしない休日の過ごし方です。
ビタミンを取って風邪を治さねば。

ゆず茶をつくろう。

昨今、韓国ブームもあってか、ゆず茶を多く見かけるようになりました。私も大好きです。ゆず茶とは、ゆずの皮も実も丸ごと使ったゆずジャムのようなもので、水やお湯で溶いてお茶としていただくと、ゆずの香りを楽しみつつ、体がとても温まります。紅茶や焼酎に入れたり、お菓子に使ったりもできます。ホットレモンのようなイメージですが、香りもよくビタミン豊富なので風邪予防にもってこいです。
今回はそのゆず茶づくりに挑戦します。
作り方は色々あって、グラニュー糖と煮詰めるジャムのような作り方もありますが、氷砂糖を使っても簡単にできますのでその方法をご紹介します。


ゆず、4個で400gでした。

氷砂糖です。同量の400gを用意します。


用意するものはゆず、氷砂糖、保存用の瓶。これだけです。
ゆずはよく洗ってください。そして氷砂糖はゆずと同量を用意します。

  
大きめの瓶を用意します。うちではピクルスの空き瓶があったので使いました。

  
瓶を煮沸消毒して自然乾燥させておきます。

そして瓶を煮沸消毒します。煮沸消毒って、わけもなく楽しいのはどうしてでしょう。

  
ゆずの皮と身を分けます。

ゆずの皮と身を分けます。皮が剥きにくい場合は十字に筋を入れておくといいです。
そして皮の白い筋などを大まかにとります。
あと種が結構あるので、適当に種をとり除きます。全部とっていると大変なので、適度でいいです。いいと思います。

  
皮をひたすら刻みます。

ゆずの皮をひたすら刻みます。これがまたすごくいい香りが広がるのです。そしてこの刻んだ皮と身を一緒にして混ぜます。

 
皮と身を混ぜ混ぜします。

そして用意した瓶にゆずと氷砂糖を交互に層になるように詰めていきます。

 
ゆず、氷砂糖を瓶に詰めていきます。


ゆず、氷砂糖、ゆず、氷砂糖。層になるように。

結構ぎゅうぎゅうに詰めていって大丈夫!


 
詰め詰めしました。

あとは待つばかり

つめた瓶は冷暗所に保管しましょう。3-4日の間は氷砂糖が溶けるように瓶を1日1回ゆすります。1-2週間で出来上がりです。

  
冷暗所で保管です。

早くできないかなー。あ、これの出来上がりを待っている間に風邪は治るのではないでしょうか。まあ…おいしいからいいとしましょう。かなり簡単なので皆さんもぜひ挑戦してみてください。出来上がったらまたお知らせいたします。


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