ゆず茶完成。そしてニョッキ。 [親から届いた野菜です]
両親は定年後、山に住んで二人で畑を耕す生活を送っています。 そして東京に住んでいる娘の私や親せきに、野菜や米の詰まったダンボールを送ってきます。その野菜などの品々をお伝えするこのコラム。今回はゆず茶の出来上がりとニョッキの作り方をご紹介します。 |
text by 堀江優子
ゆず茶。出来ました。
先々週、先週とお伝えしましたゆず茶が、そろそろ出来たんじゃないかな~ということでご報告します。
じぃっと冷暗所(キッチンの引き出しの中)で眠ること二週間。ゆず茶はどのような進化を経ているのでしょうか。
ゆず茶を作って一週間経過。
二週間経過。果たして味はどうでしょう。
分量としては作って一週間経った頃とそんなに変わりはないようです。一週間目に開けてもよかったのかもしれませんが、こういうのは待ってこそありがたみが増すというもの。いよいよ瓶の蓋を開ける時が来ました。
自分で作ったものなので愛情もひとしおです。(材料を詰めて置いておいただけなのですが…)
あ、ちょっととろっとしています。
カップの中へスプーン二杯。そしてお湯を投入!
恐る恐る口へ運ぶ。
うまい!ちゃんと出来てますよ!
成功です!ちゃんとおいしく出来ていました。いえ~い!と思わず喜びの声をあげてしまいます。
これで今年の冬の常備飲み物(?)は、このゆず茶に決定です。
あったかい飲み物は心が落ち着くね~、これで風邪の後、なかなか戻らなかった体調も良くなるような気がする…と何杯も頂いてしまいました。
ただ、そんなに何杯も飲んでしまうと、「糖分とり過ぎ」なので、今後は1日2杯まで、と心に決め、これから頂くことにします。
瓶を開けたら冷蔵庫で保存したほうが良いです。保存料など入れてないですからね。
それにしても簡単だった…買ってくるより作ったほうがお得ですよ。これはお勧めです。
うってかわってニョッキを作ります。
ニョッキ。それはイタリアでよく食されるパスタの一種でgnocchiと書きます。グノッチではないです。ニョッキです。ニョッキニョッキ。
この繰り返し発音したくなるパスタ、ニョッキですが、団子状のもちもちっとした食感は一度はまれば、くせになること請け合いです。
自宅でもわりと簡単に作れますので今回はクリームソースのニョッキづくりをご紹介します。
▼ニョッキ | |
ジャガイモ | :2-3個程度(300g) |
小麦粉(薄力粉でも強力粉でも、あるほうでよい) | :80g |
卵黄 | :1つ分 |
▼ソース | |
ベーコン | :3枚 |
ホタテ | :3個程度 |
バター | :30g |
小麦粉 | :30g |
牛乳 | :50g |
チーズ(溶けるタイプ) | :100-150g |
パルメザンチーズ | :10-20g |
塩・こしょう | :適当 |
まずは、ジャガイモを茹でます。
ジャガイモを竹串がすっと通るくらいになるまで茹でて。
竹串がすっと通るくらいまでに茹で上がったら、清潔なタオルかクッキングペーパーなどで持って皮をむきます。
そしてジャガイモが暖かいうちに裏ごしします。
我が家ではお恥ずかしながら裏ごし器がなかったので、ざるで代用です。
裏ごし器がないのでざるでこす。お玉で。いいんです。できれば。
そして卵黄を投入します。卵黄は綺麗ですよね。いつも卵黄のみ取り出す作業のときはわくわくしてしまいます。
そして潰す時はちょっとだけ「あぁ…」という気持に。
卵黄を投入。黒いつぶつぶはコショウを少し入れてみたものです。
更にそこに小麦粉を投入し、さっくり混ぜます。混ぜすぎは禁物です。さっくりお願いします。さっくり。
小麦粉は混ぜすぎない。
さっくり混ぜたら打ち粉をしたまな板などの上で2cm程度の棒状にまとめて伸ばします。
このときもまとめる程度で練ってはいけません。練ると固くなっちゃうそうで、ふわっとしたニョッキに仕上がりません。
混ぜずぎと練りすぎは禁物、ということでお願いします。
2cm程度の棒状にまとめて伸ばす。練りすぎない。
2-3cm程度に切り分けます。
2cm程度の棒状に伸ばしたら、今度はそれを2-3cm程度に切り分けます。そしてその状態で少し指で押して平らにし、フォークの背で筋を入れます。
フォークの背で筋を付ける。さっき混ぜるのに使ったフォークなので汚くてすみません。
形はまちまちですがこれはきっとうまいニョッキができる…はず。
そしてこれを茹でつつソース作りなのですが、もうこの時点でおいしそうという思いが込み上げ、ちょっと食べたくなってしまいます。
そんな私はホットケーキのタネも焼く前に舐めてしまいたくなっていたタイプです。実際の話、結構舐めていました。おいしかったですが、お腹を壊すという噂を聞いてやめました。
でもこのニョッキの種は食べても大丈夫なんじゃないですかね?…はい、我慢します。
次週に続きます。
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