食べられるホオズキ? [親から届いた野菜です]

     
両親は定年後、山に住んで二人で畑を耕す生活を送っています。
そして東京に住んでいる娘の私や親せきに、野菜や米の詰まったダンボールを送ってきます。その野菜などの品々をお伝えするこのコラム、今回は初秋の収穫物が送られてきました。そしてあまり知られていないものも一緒に入っていました。

text by 堀江優子

食べるホオズキ

一般に売られていない食材を育てるのが好きな両親ですが、また他にも入っていました。
今度は「朝鮮ほおずき」と言うものみたいです。

 
母の解説 「朝鮮ほうずき(ホオズキ) なかなかいい味です。」


皮をむくとこのような感じです。

前にも帰省したときに出されて何度か食べたことがあるのですが、梨の味に似ていて、少し甘酸っぱくて、一般的に売られていないのが不思議なくらい、とてもおいしいのです。
一般的に見られるオレンジのホオズキと違い、こちらは黄緑色。小さくてかわいらしいです。両親は朝鮮ほうずき、と言っていますが、調べたところあまりその名称は使われておらず、食用ホオズキ、あるいはヨーロッパではストロベリートマトと呼ばれ、食後のデザートやケーキの付け合わせなどとして食されるようです。
食欲が沸くような外見ではないのですが、どこかで見かけたら是非食べてみることをオススメします。いけますよ!

どでかキュウリ!

 
たばこと比べてみました

1本で何人前のサラダが出来るのかという位、でかいです!お店で販売しているキュウリの倍くらいの大きさはあります。
これは食べがいがあるというものです。

さあどんどんいきましょう。


野沢菜だそうです

野沢菜は、漬け物でしか食べたことがないのですが、サラダなどに混ぜてもきっと美味しいはず!という予想のもと、今回は漬け物以外の食べ方を探ることにしました。結構虫くいがありますが、無農薬なので気にしない、ということでよく洗っていただくことにします。

二十日大根(ラディッシュ)も登場です。


大小取りそろえております


「二十(日)大根です。うすくスライスするといいかな」

梅あえにして食べますよ

ここまで紹介した野菜たちを使って料理します!まずは梅あえにします。


梅あえの材料

材料(2-3人前):
二十日大根 :2-3個
かぶ
(買ってきました)
:2-3個
きゅうり :1本(市販サイズで)
野沢菜 :適当
かつお梅 :5-6個
:適当(小さじ一杯くらい)
  1. 野菜をよく洗い、かぶの葉と野沢菜は1センチ程度に切ります。
  2. かぶ、きゅうりを薄くスライスします。
  3. 1と2をボウルに入れ、浸るくらいの水をかぶせて塩をいれ、しばらく待ち(10分位かな)、しんなりしてきたらよくもみます。よく水を切ります。
  4. 梅の種を除いて、包丁でたたきます。
  5. 3に 二十日大根をまぜて、梅をあえればできあがり!

 


うめ~

梅のさっぱりした風味と野菜のしっかりした歯ごたえが混ざり合って、さわやかでとても美味しいです。
野沢菜は少し渋みがあるけれど、生でも問題なく食べられるじゃない!いや、結構その渋みもいいんじゃない?という味でした。

浅漬けにもしますよ


浅漬けと言うかサラダと言うか

上の食材を、梅にあえないでそのまま食べてもいいです。ちょっとした浅漬けですね。
だしの素などを加えてよくもむと、ちゃんとした浅漬けになるのですが、塩だけでもおいしいので、これでよしとします。
お手軽に出来て、ご飯のお供になるので、夜作っておいて、朝ご飯に食べるといいです。
時間がない朝のお供にオススメです。


目が一点を見つめていますが、味わっているのです。手軽でおいしいですよ。

どんどん料理していきます。


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初めて知った
by (2007-10-26 03:12) 

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